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海軍呉鎮守府電波探知機平岩分遣隊(宮崎県日向市平岩)

Category : 日向市の戦跡 |

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【米ノ山見張所】
県南部の都井岬と共に、県北部の日向岬にもレーダー基地がありました。
その場所が日向市細島の米ノ山です。
米ノ山にいた部隊の所属や詳細については不明。現在は「軍の監視所があった」という話だけが伝わっています。

米ノ山があるのは日向岬。121震洋隊基地跡の近くです。
御鉢ヶ浦から馬ケ背方面、もしくは伊勢が浜方面から日向グリーンパーク(公園)へ車で登り、その脇の米ノ山登山道から山頂へ。
突き当りの駐車場から米ノ山頂上までは徒歩となります。

日向灘を一望できるため、現在の米ノ山山頂にも各種通信施設のアンテナが林立しています。
軍の通信所としても好立地だったのでしょう。
すでに監視所の痕跡すらなく、頂上にはコンクリート製の三階建て展望台が新設されていました。

【平岩電探基地】
日向市には、米ノ山の他にもうひとつレーダー基地がありました。
それが細島の南にある平岩地区。JR南日向駅の裏、平岩地蔵尊がある辺りです。
平岩のレーダー基地に駐屯していたのは、関野勲少尉率いる海軍呉鎮守府の電波探知機平岩分遣隊の総員100名。
このレーダー基地は、鹿屋基地へ探知情報を送っていたそうです。
レーダー施設は山頂付近に設置され、麓の発電機から送られる電力で稼働。
平岩のレーダー要員は、国道10号線を挟んだ海辺の中学校に駐屯していました。

この部隊については、住民による証言も残されています。

「学徒出陣によって平岩のレーダー基地にきていた早稲田・中央・法政・日本大学在籍の学徒兵が毎週土・日曜日に我が家に宿泊して数学などを教えてくれたり、東京での学生生活を話してくれました。
そして日本敗戦の日が近いことを極秘ながら知らせた上、戦争が終ったら再び大学へ復学することを話し、将来進学するなら東京の大学へとすすめてくれました。そのことが私の向学心を喚起したのでしょう」
宮越利明氏「ほしがりません勝つまでは 戦時中の学校は」より

敗戦の予言はともかく、各種の噂や情報は秘密裡に飛び交っていたのでしょう。
3月18日の空襲でも、前日に宮崎を訪問していた三笠宮一行に対して「明日は敵の空襲があるので地下壕へ退避を」との予告がなされていたとの証言もあります。
その情報が肝心の県内飛行場に伝わっていなかった理由は不明。
結果だけ見ますと、宮崎県内の防空戦にレーダー情報は活かされませんでした。
赤江、新田原、唐瀬原、富高、都城西の陸海軍飛行場は、米軍の猛攻撃を受けて機能を停止します。

さて、平岩レーダー基地の跡は現在どうなっているのでしょうか?
平岩地蔵尊までは自動車で登れるのですが、アホな私は麓の南日向駅から歩いて登りました。都井岬の経験からナニも学んでいません。

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南日向駅の裏から平岩地蔵尊へと続く階段。途中で引き返したくなります。

ひいひい言いながら長い階段を登って行くと、トドメとばかりに急勾配の階段が待ち構えていました。
平岩地蔵尊からの「登れるものなら登ってみろ」という挑戦状つきで。

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「さあ頑張って わが体力のためし坂」

当然、平坦な脇道へ迂回しましたけどね。

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ためし坂の横にある迂回路。

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平岩地蔵尊からの景色は素晴しく、日向灘が一望できます。
レーダー基地としてはうってつけだったのでしょう。

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眼下の町に、レーダー要員が駐屯していました。

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平岩には通信塔の基礎部分や発電機用の壕が残されているとのこと。
しかし、山頂付近は運動場として大規模開削されており、当時の様子を窺い知ることは出来ません。
せっかくなので山頂へ続く参道を登ってみました。登ってばかりで足がつりそうです。

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裏参道への入口。

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参道には幾つもの石仏が設置されていました。

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グラウンド脇を歩いていくと、突き当りにまた階段。

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第二のためし坂があるとは……。

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坂の上には、小さな社がありました。この裏が山頂です。

試しに山中へ分け入って見たのですが、藪と蜘蛛の巣に阻まれてなかなか進めません。山頂を一周しましたが、裏側の斜面は崩落していて危険です。
人為的に掘られた箇所も見つけましたが、レーダー基地とは関係ない様です。落ち葉が厚く堆積していて基礎を探すどころではありません。
必死に藪を抜け出し、這う這うの体で下山しました。

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山頂からの眺め




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