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パレンバンおよびラシオ空挺作戦における衛生データ

Category : 南方出動間ニ於ケル患者統計報告 |

昭和十七年自一月至六月

南方出動間ニ於ケル患者統計報告

昭和十七年八月九日調
第一挺進團司令部医官


一、部隊行動の概要
第一挺進團(挺進第二聯隊欠)は、昭和十六年十二月三日編成完結。
地上部隊は同年十二月十九日門司出港、大連経由南方に向ひ、途中海南島東南に於て搭乗船明光丸焼夷弾の自然發火と推定せらるる原因にて沈没(死者なし)。
一月十四日盤谷(バンコク)経由佛印金辺(プノンペン)に集結す。
一方空輸部隊(挺進團司令部の主力及挺進飛行隊の主力)は、昭和十七年一月十九日佛印金辺に到着せり。
又挺進第二聯隊は昭和十七年一月一日編成完結、同月十五日門司出航。
二月三日佛印金辺第一挺進團主力に追及、茲に第一挺進團の南方集結を完了せり。

團は第一次挺進作戦を企圖し、地上輸送部隊(團司令部の一部、挺進第二聯隊、挺進飛行隊の一部)は二月上旬鉄道輸送を以て盤谷経由馬來(マレー)スンゲイパタニに前進し、空輸部隊(團司令部主力、挺進飛行隊の主力)は二月上旬同地に夫ゝ集結し、發進準備完了。
二月十四日、遂にスマトラ島の要衝パレンバンに挺進作戦を決行す。
挺進第一聯隊は二月中旬金辺出發。鉄道輸送を以て團主力を追及し、次期作戦を準備しつつありしも、同月下旬團は佛印金辺に集結を命ぜられ、在スンゲイパタニ及在パレンバン部隊は相前後して三月中旬佛印金辺に反転せるに、南方軍命令により團は緬甸(ミャンマー)方向に転進を命ぜられ、直に團司令部挺進第一聯隊、挺進第二聯隊の一部竝挺進飛行隊の主力は鉄道輸送(一部は空輸)に依り盤谷及昭南(シンガポール)経由、四月中旬蘭貢(ラングーン)上陸。
爾後下旬迠作戦準備、四月二十九日ラシオ挺進作戦を決行せるに、天候不良の為敵上空に至りたるも遂に中止の止むなきに至れり。

續いて五月上旬發進基地トングーより反転、蘭貢に在りて戦力の恢復更張を圖りつつありたるに、團は内地皈還を命ぜられ、地上部隊は五月二十三日蘭貢乗船、七月四日新田原及住吉(当時の第一挺進團兵舎は宮崎市住吉にありました)に集結を完了。
空輸部隊は六月六日佛印西貢(サイクン)を離陸、六月十一日新田原に着陸せり。

二、部隊の衛生的環境
1、輸送の状況

部隊の特性上、輸送移動激しく因みに今次南方出動期間約七ヶ月中、地上部隊の輸送日数は概ね左の如し。

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右の如き状況なるを以て、給養・休養は適切ならず、疲労の累積を免れざる状況にあり。特に明光丸乗船部隊の如きは遭難による体力消耗及爾後輸送の不良物的戦力の恢復の要求急にして、全く不眠不休なりき。

2、宿営・給養
イ、金辺
民家を利用す。一般に良況にあり。但し、挺進第一聯隊に於ては附近の状況非衛生的なり。給水は良好なり。
物資概ね豊富にして変化に富めるも、主食粗悪なり。気温高く夜間睡眠の妨ぐること屢々なり。
ロ、スンゲイパタニ
飛行場北側ゴム林中の敵英兵舎を利用し概ね良好なり。給養は金辺より稍劣る。給水は上水道施設せられあり。気温高きも比較的凌ぎ易し。
ハ、パレンバン
民家を利用す宿舎良好にして、物資豊富にして、給養良好なり。給水良好にして気温低く睡眠充分可能なり。
二、蘭貢
民家(一部は敵兵舎)を利用す。周囲非衛生にして物資缺乏し、給養粗悪なり。市街にある部隊の給水は良好なりしも、飛行場部隊は給水困難なり。気温高くして夜間の睡眠も妨げらること多し。デング熱、コレラ發生しあり。

3.傳染病發生の状況
金辺にありては部隊到着時挺進第一聯隊よりA型パラチフスを多發し、住民中には赤痢及ペストを發生せしも、南方としては衛生施設概ね完備しあり。
馬來、スンゲイパタニ、及スマトラ島パレンバンは衛生状況良好にして住民中に患者の發生殆どなく、部隊内に浸淫を受くる危険を感ぜず。
蘭貢は環境不良にして、市内にはコレラ發生しあり。各隊は貿易の至厳になし之が侵襲を防遏したるも、デング熱は挺進第二聯隊及挺進第一聯隊に於て多發を見たり。

三、患者發生の状況
前記せる如く、非衛生的環境なりしも部隊編成人員は機動部隊要員として採用時厳密なる空中勤務者身体検査等を経過せるものにして、体力気力は一般他部隊に比し優れたりたる為、挺進第一聯隊に於けるA型パラチフスの多發及挺進第二同一聯隊に於けるデング熱の多發の外、特記すべきものなし。
1.新患総数
出動間に於ける部隊別新患發生総数は付表第二の如く戦傷一一三名(内戦死三八名)、傳染病一九○名(※一八九名を訂正)、其の他一五○五名、計一八○八名にして、挺進第二聯隊其首位を占む。
又月別に区分せば、附表第三の如くにして蘭貢駐留間たりし五月、最も多く(六五四名)新患総数の三分の一を占め、主要疾病別とせば附表第四の如し。
2.平均現在患者
附表第五に示す如く、團全般の平均一日現在患者(一月―六月)、五五六名毎千比平均一日現在患者二八三名にして、一般師團の二一~二四に比し若干の増加を見たり。
3.入院患者数
全期間を通して入院累計五四二名(内将校二一名)にして、其詳細附表第六の如し。
而して之が転皈は附表第一及第七に示す如く、治癒四七七名、死亡七八名、内還三名、六月末在院五八名なり。
4.患者の転皈
(現在入力中)








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